ICUについて

集中治療室:ICUについて

Q1 どのような患者さんがICUを利用するのでしょうか?

A1:様々な年齢層と背景を有した患者さんがICUには入室されます。例えば急性疾患によって中枢神経、循環器、呼吸器、腎臓、肝臓、⾎液・免疫系などの重要臓器が著しく障害を受けた患者さんが緊急入室することがあります。一方で大⼿術を受けた患者さんにおいては、術後の状態が安定するまでICUへ予定入室していただくことがあります。また私達は救命救急センタースタッフと共に全病棟を回診する取り組み (Risk Assessment System: RAS)を行っており、そのような活動などを介して病状の悪化が今後高い可能性で予測された場合にも、ICUでの観察・管理が必要になる場合があります。
ICUの病床数は限られておりますので、⼊院は原則として最⻑2週間としており、それまでに一般病棟へ戻れる事を目標として治療を進めてまいります。治療が必要な、より重症な患者さんをICUへ収容しなければならない場合には、予定より早く、場合によっては夜間や休日に⼀般病棟へ移っていただく場合もありますのでご了承ください。



Q2 ICUは一般病棟とどのように違うのですか?

A2:ICUでは24時間常駐している専従の集中治療部医師と看護師に加えて、主治医、各科専⾨医、専従薬剤師、管理栄養士、理学療法⼠、リハビリ科医師、感染制御部スタッフ、臨床⼯学技⼠などが連携して、病気の治療と患者さんの回復を効率よく進められるようになっています。
患者さんの呼吸や循環などの状況は24時間モニタリングが行われ、随時必要な診察や検査(⾎液、⾎液ガス、細菌培養、画像検査など)を追加し、全⾝状態を絶え間なく評価しています。加えて、疾患などに伴って低下した臓器の機能を補完するための特別な機器や薬剤を⽤いて治療や処置を行い、疾患や治療処置に伴う苦痛を軽減するべく鎮静薬や鎮痛薬を使⽤します。

Q3 ICU にて行われる特別な治療にはどのようなものがありますか?

A3: 呼吸や循環、腎臓の機能を代行する装置を用いた治療を⾏うことが可能です。
1.人工呼吸

  • 口もしくは鼻から挿入された気管チューブや、気管切開孔から陽圧呼吸を行う
  • マスクを通じて陽圧呼吸を行う (非侵襲的陽圧換気: NPPV)
  • 鼻カニューレを通じて自発呼吸を助ける(ネーザルハイフロー)
  • 一酸化窒素吸入:肺血管拡張薬、肺⾼⾎圧症や低酸素⾎症の改善⽬的で⾏う
  • 胸腔外から陰圧をかけることで換気の補助や喀痰排泄の補助を行う (RTX)

2.ECMO(体外式膜型人工肺)
⼼臓もしくは肺の機能が低下した場合の補助循環です。

3.血液浄化法

  • 血液透析(間欠、持続)
  • 血液濾過
  • 血漿交換

これらの機器は臨床工学技士が中心となって管理を行い、24時間いつでも使用でき、トラブルにも対応できるようになっております。

Q4 ご家族のお見舞いは制限がありますか?

A4:原則として午後1時から8時までとなります。必要に応じてそれ以外の時間に面会を許可する場合もあります。
詳細はこちらをご覧ください。

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